犬のおもちゃについて


犬は遊びが大好きです。とくに飼い主と一緒に遊ぶことは、犬にとってたいへんうれしいことですし、主従関係を高めるうえでも役に立ちます。ひまを見つけては、犬と遊ぶ機会をつくりましょう。

 


室内での遊びはおもちゃがメイン。ボールを使って軽くキャッチボールするのもよし、室内のスペースを使って鬼ごっこをするのも楽しいものです。こうして飼い主が遊び相手になると、犬は大喜びするはずですよ。また、ロープやひもを使って綱引きをするのもいいでしょう。犬がロープの片側をくわえるこの遊びは、犬のあごの力を鍛えるばかりでなく、歯磨きと同じような効果 もあります。ただし、いつも犬が勝つようにすると、犬はしだいに自分は飼い主より優位 にあると認識し、主従関係が逆転することもあります。ですから、最終的には飼い主が勝ってリーダーシップをとるようにします。おもちゃも飼い主が管理します。このほか、いろいろなぬ いぐるみを使って「ウサギ、モッテコイ」とものを当てて持ってこさせることもできるようになる犬もいます。

 

 


屋外遊びの代表的なものは、ボール遊びです。犬にはもともと獲物を追いかけて捕まえるという本能が備わっていますから、動くボールを追いかけるのはお手のもの。投げたボールを犬が拾ったら、それを飼い主のもとに持ってこさせる「モッテコイ」を教えます。こうして楽しく訓練するうちに、キャッチボールができるようになります。この遊びを発展させて、ゴールをつくってサッカー遊びをしたり、ボールをフリスビーに変えてフリスビー遊びを楽しむのもいいでしょう。広い野外で思いっきり走らせることは、ストレス解消にも役立ちます。ただし放すのは「コイ」のしつけができていることが条件。

ボール遊び
  • 小さいボールを投げて、口でキャッチさせる。それを飼い主のところまで持ってこさせる。
  • 大きなボールを転がし、追いかけて遊ばせる。
  • サッカーゴールをつくって、そこにボールを入れるようにする。
水遊び
レトリバーなどの祖先は、水辺でハンターが撃ち落とした獲物を回収していたことから、泳ぎは得意。水たまりや川など、水に興味を示す犬は、川や海で泳がせてあげると喜ぶ。
フリスビー
犬用のフリスビーを使って、近距離のキャッチから教える。受け取ったフリスビーは、飼い主のもとに持ってこさせる。だんだん距離をのばす。
※犬にとっては飼い主のもとに返すという行為はむずかしい。気長にやること。