あなたは、おうちの犬を頭、シッポ、背中、足、おなかと全身くまなく触ることがで きますか?

その時犬はリラックスしていますか? 犬は信頼されている人からなら、何をされても安心していられるためじっとおとなし くしています。
仔犬のころからグルーミングのお手入れがてら、スキンシップを心が けることによって、どこを触られてもおとなしくしている犬に育ちと、ともに信頼関 係をむすぶことが出来るのです。

次に行う訓練はあなたがリーダーであることを犬に 分からせ、しつけをよりやり易くするために必要です。

マズルコントロールは順位を確認するコミュニケーション
しつけの基本トレーニングの一つにマズルコントロールがあります。
これは、マズル (犬の鼻先の部分)を手で押さえ、上下左右に動かしたり、口を開けさせて「ダセ」 の練習(ボールなどをくわえたとき、素直にださすための訓練)をします。 犬にとってマズルは強力な武器でありそれを自由にさせることは服従を意味します。

仔犬のうちからマズルをコントロールすることは従順で飼主の言うことを良く聞く、 噛みつかない犬に育てることに役に立つでしょう。とくに犬がおもちゃや食べ物をく わえていてそれを取り上げようとしたときに噛みつかれる事故は良く起こることの一 つなので、こういった悲しい事故を防ぐことにもなります。

遊びを終わらせるときは飼主主導で
プロレスごっこなどをしていて、犬が飼主の犬に飛び乗り、飼主が仰向けに寝転んで 『アー、疲れたからもうおしまい。』などといって終わらせてしまうと、犬は「これ は服従の姿勢だ」とみなし自分のほうが偉いと勘違いしてしまいます。
必ずあなた が、犬をひっくり返し手をお腹にあて、「降参」の姿勢をさせてから終わりましょ う。

また、ボール遊びなどをしていて犬がくわえて離さないので、「もういいや」と 終わらせてしまうと、犬は「遊びの主導権が自分にある」と見なしたりしますので、 必ずボールなどを取り上げてお終いにしましょう。

首輪・リードに慣れさせる
ほとんどの犬はリードのことを散歩するときのものと思っていますが、これを「ト レーニングするときのもの」と思わせることによってしつけがやりやすくなります。
犬はお散歩が大好きなので、リードをつけたとたん大喜びで飛び出してしまい飼主の ことを聞かなくなってしまうことが良くあります。
家の中での訓練ではうまくいっていたのに外に出るととたんに言うことを聞かなくなってしまうのでは意味がありませ ん。もう一度、外で訓練をやり直さなくていいようにするためにも、犬に打ち勝てる ようにしましょう。
首輪やシードを嫌がらない犬にするためには、小さなころから慣らすことが肝心です ので仔犬のうちはバンダナや首輪にリボンのリードなど痛い思いをしないやわらかな 素材のものから始めましょう。

まず、家の中からスタート
犬は臭いや音、他の人、動物などのさまざまな刺激のある外よりも落ち着いて飼主に 集中できる家の中のほうが言うことを良く聞きます。家の中で出来るようになった ら、廊下、玄関、庭、家の前とすこしづつ場所を移動し、同じことを場所を変えて出 来るようにしましょう。場所を変えて上手く出来ないときはもう一度もとの場所へも どってじっくり教え、再度外でチャレンジすると良いでしょう。

アイコンタクトを覚える
犬はリーダー犬と視線をあわせ、その表情を読み取ることによってリーダーの意思を 知ります。このように犬同士が視線を合わせることをアイコンタクトといいますが、 飼主をリーダとして尊敬しているとき犬は飼主をいつも注目してトレーニングに集中 してくれるでしょう。
まずは、名前を呼んで目が合ったら誉めてあげることによって アイコンタクトを教えましょう。
上手くいかない時は食事を上げるときにエサを犬の 視線に持っていき目を見るように誘導してみましょう。飼主に食べさせてもらってい るということを犬にわからせることにもつながります。
他にも遊びを始めるときにア イコンタクトをすることによって主導権をあなたが握ることが出来ます。